漆のことなど

ブログ名通り漆についてをメインにかきます。

京まふ/舩木倭帆展に行ってきました

 暑さが和らいできたように感じます。

 一人部屋が欲しい、カベルネです。

 

 16日に京まふに行ってきました。

 海外の方もですが、電子の歌姫や教令院の学生、星見台の方々、他にもいろいろなところから大勢の人が来てました。

 京都伝統工芸大学校(TASK)のブースで、高さ180cm、幅60cm、奥行3cm程の衝立を展示していただきました。

 私の作品が京まふ参加のきっかけになったらしく、真偽は定かではありませんが本当なら嬉しいです。

 卒業課題として制作しましたが、時間が足りずまだまだ未完成なので、京都伝統工芸館での保管期間が終わり、手元に戻ってきたら完成させます。四曲一隻の屏風としても使えるようにするつもりなので、あと三曲作ります。

 TASKは初音ミクがメインのボーカロイドの作品を、兄弟校はオリジナルデザインの作品を展示していました。スノボと屏風がとても目を惹きました。ブース内のステッカーの可愛いやつ3つ持ち帰りました。

 先生方の漆皿は乱れ無くとても丁寧で、後輩たちのはデザインセンスが光っていました。

 ステージは、「ものづくりアワード2023」を観覧しました。カロリーメイトのCM、良きです。

 

 17日は、アサヒグループ大山崎山荘美術館の舩木倭帆(ふなきしずほ)の作品展覧会へ行きました。

 舩木倭帆は島根県松江市の布志名焼の窯元の出身のガラス工芸家だということで興味が惹かれまして。

 作品はシンプルな印象のものが多く、色も無色か一、二色程ですが、立ち止まって見てみれば、秋の夜のような静謐さを感じました。ん~。でも、もう少し温かみもある感じ。透明度80%みたいな、ガラスではあるけれど柔らかそう。何かを突き詰めつつもそれを壊さないように大事に大事にエッセンスを混ぜている、そんな感じ。

んあー語彙力ぅ。

 お昼休憩も兼ねて、館内のカフェで特製スイーツをいただきました。「透きとおる青」を紅茶と一緒に。ブルーキュラソーのゼリーだそうで、普段全くお酒を飲まない人間としては、不思議な味だなー、あ、オレンジの味がする、みたいな感想しか出ませんね。あと、ケーキスプーンが食べづらかった。美味しかったです。

 地下にはモネの睡蓮などの絵画がありました。庭園もあり、池から水が流れ滝となり、新たな池に注がれる。それこそ、睡蓮があったので、花が咲けば見応えがあるでしょう。

 12月3日まで開催してますので、これからの紅葉シーズンに行かれても良いかもしれません。